イーサリアムがビットコインに続いて2番目に人気がある仮想通貨だという事は知っている人が多いと思います。でも、「なぜイーサリアムが人気なのか?」、「イーサリアムに将来性があるのか?」を語れる人は少ないはずです。僕もその一人です。
今回はそんなイーサリアムの将来性を探るべく、定期的に行われているアップデートを振り返ってみようと思います。
僕としては、このアップデートはかなり重要だと考えています。アップデート(更新)がある限り、より良いものに生まれ変わる事ができるからです。反対にアップデートが止まってしまうということは、世の中から必要とされなくなったかもしれません。
イーサリアムのアップデートと将来性について
イーサリアムのアップデートとは?
まずは、アップデートの目的と必要性を簡単に見ていきましょう。これらを見ることでイーサリアムの方向性や将来性が少しずつみえてきます。
イーサリアムのアップデートが何を指すのか?
イーサリアムのアップデートでは、ブロックチェーンの機能やパフォーマンスを改善する為の更新や変更が行われています。損愛用は、新しい機能を追加したり、既存の機能の改善、セキュリティの強化、スケーラビリティ(パフォーマンス)の向上などが含まれています。
アップデートはユーザーや開発者、システム全体に大きな影響を与え、プラットフォームの活性化を目的としています。
アップデートの必要性と目的
イーサリアムのアップデートの目的は、ワールドコンピューティングを目指すところにあります。
ワールドコンピューティングとは、中央集権型のコンピューティングから、分散型への移行し、世界中のコンピューターと制限なく繋がれる世界を目指しています。
国境を越えて「地球規模で繋がろう」という壮大な取り組みです!やはりどんなことでも、目的を持って行動するというのは大切だと感じます。
また、アップデートの必要性としては、「課題の解決」といった部分もあります。
イーサリアムの課題
・スケーラビリティ問題
・ガス代の高さの問題
・セキュリティのリスクの問題
以上の課題があげられます。この問題を解決するべく、計画的なアップデートが行われています。
過去のイーサリアムのアップデートの内容
僕も全然しらなかったのですが、2015年から始まり、いままでしっかりとアップデートが行われていいます。
過去に実施された主要なアップデートの概要
以下のように、イーサリアムのアップデート名には国の名前が付けられています。面白いですよね。
・2015年フロンティア
イーサリアムを公開しました。
・2017年ビザンチウム
このアップデートではスケーラビリティとセキュリティを向上させるために行われました。このアップデートによりネットワークの安定性が向上しました。
・2021年ロンドン
ロンドンでは、イーサリアムのガス代の仕組みが変更されたことで、取引にかかるコストが削減されました。このアップグレードでDappの開発者やアプリケーションを使用する一般のユーザーがより低コストでネットワークを利用する事ができるようになりました。
・2022年マージ(過去最大のアップデート)
このアップデートが過去最大となっていて、2.0へのアップデートとなります。マイニングの承認システムがPoWからPoSへ変わったことで使用される電力が減り、「より早く、たくさんの量を処理」することができるようになりました。このアップデートにより、セキュリティーの強化も行われました。
・2023年シャンハイ・カペラ
4月13日に実装され、Posが本格始動しました。ステーキングされているイーサリアムを解除し、出金できるようになりました。
・2024年デネブ・カンクン
今年の2024年3月13日のアップデートです。「デンクン」とも呼ばれています。このアップデートでブロックチェーンのレイヤー2のガス代が安くなるということです。(EIP-4844)ガス代が安くなることで、今後イーサリアムを使う人が人が増えることが期待されています。
2024年最新のイーサリアムアップデートの概要
2024年のアップデートのデンクンについて、難しいことを言われても良く分かりませんよね。僕なりに分かりやすくまとめてみましたので、参考にしてみてください。
2024年最新のアップデートの内容と特徴
今回のアップデートの最大の特徴はブロックチェーンのレイヤー2ネットワークのガス代が安くなるという事のようです。私もイーサリアムの手数料は高いなと感じる部分が多かったので、これによって利用する人が増えれば良いなと感じます。
イーサリアムアップデートの将来展望
イーサリアムの今後
イーサリアムの将来は明るいと予想している人が多いように思えます。私も個人的には今回のアップデートを通して色々なプロジェクトが立ち上がり、今後価格が上昇する可能性があると考えられています。
またイーサリアムのブロックチェーンを基盤としているDiFiやDapps、スマートコントラクトを活用したサービスは増えていくと思います。
AIでイーサリアムの価格を予想しているコインプライスフォーキャストでは、今後価格が上がると予想されています。もちろん、現時点での予想ですので、絶対に上がると確約されたものではありません。
しかし、暗号資産はまだまだ発展途中です。今後ますます普及していくと考えています。
イーサリアムはどこで買える?
国内の取引所でイーサリアムを購入できる取引所は色々ありますが、初心者の場合はコインチェックがおすすめです。理由は僕が初めて仮想通貨を買ったのがコインチェックだったからです。ちなみに海外の取引所はあまりおすすめできません。暗号資産の銘柄は多いのですが、初心者には精神的なハードルが高いです。コインチェックは取り扱いの銘柄は少ないのですが、主要なイーサやビットコインを買うことができます。まずは、安心して購入できる取引所から始めた方が無難です。
初心者は信頼できる国内の取引所から始めましょう。せっかく新しいことにチャレンジするのに、不安材料があっていては面白くないですしね。。コインチェックがおすすめです。
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まとめ
イーサリアムは有名な仮想通貨ということもありますし、今回のようにアップデートを重ねていることから私自身は将来性があるのではないかと思っています。しかし、競合のブロックチェーンが増えてきているという課題もあります。
後発組は課題を解決して作ることができる為有利になる場合があるので、競合に市場を奪われてしまうケースもあるかもしれません。イーサリアムに投資する場合はこのようなリスクも頭に入れる必要があると思います。